コロナが怖くて眼科に行きたくない。でも眼科に行かないと処方箋がもらえないので、最寄りの店舗でコンタクトレンズが買えない。。。
コロナ禍の中、感染予防対策により「密を避ける」ことを注意している方も多くいらっしゃると思います。いつも激混みの眼科に長時間いることや、診察で人と対面することを嫌う方のために、いつもの眼科に行かなくてもコンタクトレンズを購入できる方法をご紹介します。
眼科検診は定期的に行かなければ眼病を要望できません。しかし現在の状況下で、感染の恐れがあっても毎回眼科に行かないと購入できないというのはおかしいと思います。
このページをお読みいただき、コロナ対策として眼科に行かずに処方箋なしでコンタクトレンズが買える正しい方法の選択を行っていただけると嬉しいです。
処方箋なしで買う方法一覧
多くの方は、初めてコンタクトレンズを購入する際に、眼科でもらった処方箋を元に最寄りのコンタクトレンズ屋さんに行ってコンタクトレンズを購入されたと思います。
でもこの処方箋は「装用指示書」とも言われ、薬を買う処方箋とは違います。つまり薬のようにこの処方箋がないと購入できない!と言ったことはありません。あくまで眼科が検診した最適なレンズの度数やレンズ曲線(ベースカーブ)を記載した診察結果です。
なので処方箋がないと購入してはいけないといった規則は法律上なく、コロナ過でも堂々と眼科に行かないでコンタクトレンズを購入できます。
以下では、処方箋なしで購入できる方法を、ご紹介します。
現在コンタクトレンズを使っている方
すでにコンタクトレンズを使われるている方は、一度眼科に行かれたことがある方だと思います。その場合、過去にもらった装用指示書(処方箋のようなもの)か、もしくは現在使われているコンタクトレンズケースがあれば、以下の場所で購入できます。
- コンタクトレンズ通販サイト
- 最寄りの処方箋不要な実店舗
1.コンタクトレンズ通販サイト
コンタクトレンズはネット通販でも安全にメーカー正規の商品が購入できます。通販サイトにはそれぞれ特徴があります。自分に合った通販サイトを選ぶ方法を後述しましたので、以下の項目をご参照ください。
2.最寄りの処方箋不要な実店舗
通販サイトでの購入が決済方法などでできない方もいると思います。そんな方はいつも処方箋がないと販売してくれない店舗ではなく、別の店舗をご利用されてみてはいかがでしょうか?
日本国内のコンタクトレンズ実店舗は、処方箋(装用指示書)がないと販売しないという方針の店舗も多くあります。ですが、最近、処方箋なしでも購入できる大手店舗が増えてきました。近くの店舗で、「処方箋がなくても購入可能かどうか?」について電話で確認してから店舗に出向くことをおすすめします。
初めてコンタクトレンズを使用する方
初めてコンタクトレンズを使ってみようという方は、一度眼科に行かれることをおすすめします。コンタクトレンズの度数は眼鏡の度数とは全く違います。眼鏡の度数を参考にレンズを購入する数値比較表のようなものも存在しますが、レンズには近視用・乱視用・遠視用などの種類も複数あり、闇雲(やみくも)に購入すると失敗するのでおすすめできません。
残念ながらコロナ過で感染者数が落ち着くまで待った方が無難だと思います。
それでもコンタクトレンズが欲しい方は、週末の眼科は混むので、最寄りの眼科にお電話で比較的空いている曜日や時間帯を確認して、なるべく感染リスクを減らして受診されるとよいでしょう。
処方箋の見方
処方箋(装用指示書)の様式は、眼科によってバラツキがあります。ですがコンタクトレンズを購入するのに必要な項目は決まっているので、その部分を参照して正しいレンズの仕様を読み取ってください。
処方箋の様式例と見方
レンズを購入する際に必要な項目
1.度数(POWER・PWR・SPH)
レンズの強さを示す値です。
眼鏡の度数と同じ意味合いですが、数値の値は全く違うのでご注意ください。値の例は-10.0、-9.5、・・・、+9.5、+10.0となっており近視になればなるほどマイナスの値が大きくなります。遠視はその逆となります。
2.ベースカーブ(BASE CURVE・BC)
レンズ曲線の曲がり具合を示す値です。
レンズの違和感を軽減させるために、瞳の大きさによってレンズのカーブを合わせて購入することをおすすめします。
3.乱視度数・中心軸(乱視の場合のみ)
乱視度数または円柱度数(CXL・C・CY)
乱視の強さによって、この乱視度数が大きくなります。数値例は-0.75、-1.25、-1.75、-2.25などとなります。
中心軸または円柱軸度、乱視軸(AXIS・AX)
20°、90°、160°、180°などの数値で表されます。
4.加入度数(遠近両用の場合のみ)
遠近両用の場合に使用される度数となります。ADDと訳されていることもあります。
処方箋がなくても大丈夫!
現在コンタクトレンズを使用されている方は、レンズケースに必要な情報が記載されています。例えば以下のような表示例があります。
トゥルーアイの場合
アクアコンフォートプラスの場合
Pureうるおいプラスの場合
上記製品ごとに記載箇所が違いますが、必ず上記のように記載されているでチェックしてみましょう。
どの店舗で買うのが良い?
いざ処方箋なしでコンタクトレンズを買ってみよう!という方向けに、こだわり別の賢い購入方法をご紹介します。必ずそれぞれの特徴を把握してから購入してください。
なるべく安く買いたい方
正規メーカーのコンタクトレンズを安全に最安値で購入したい方には、海外のコンタクトレンズ通販サイトをおすすめします。海外通販サイトのメリットとデメリットをご紹介します。
- 最安値が多い
- 消費税がかからない
- 日本でネット通販にない商品も買える
届くまでに1週間程度かかる
実際に購入してみて安全を確認した処方箋不要の通販サイトを以下でご紹介しています。ご参考ください。
おすすめの価格が安い海外通販サイトTOP3
早めに欲しい方
海外通販サイトは先に述べたように届くまで1週間程度かかるので、2,3日で届いてほしいときは、国内の通販サイトで購入されることをおすすめします。海外通販サイトよりは少し費用は高めですが、3か月分程度であれば金額差も抑えられます。急ぎ目であればこちらをご参照ください。
配送スピードが速い国内通販サイトTOP3
今日欲しい方
コンタクトレンズがもう切れそう!!という方は今日届くネット通販はほぼないので、最寄りの実店舗に行きましょう。
電話で処方箋不要か確認してから購入店舗を決めましょう。過去に受診した際の処方箋がある場合は、受診日を聞かれる場合もあります。店舗によって処方箋の有効期限を定めていて、3ヶ月の所もあれば1年間の所もあります。
近くにそういった処方箋不要の店舗がない場合は、万事休すなので感染リスクはありますが眼科を受診する必要がありそうです。。。感染予防をしっかり行っていきましょう。
眼科が処方箋だけを出してくれない場合は?
眼科と最寄りの店舗が蜜月な関係だと、そういった「この店で購入しないと処方箋は出さない」という場合があります。しかしそういった世の中のルールがあるわけではありません。
公正取引委員会が過去に以下のような実態調査をしています。
(4) コンタクトレンズに関する規制・制度等
~ 中略 ~
また,眼科医が処方に際し小売店を指定したり,中には,自らの販売店でコンタクトレンズを購入しない場合には,患者に処方せんを発行しないものがあるといわれている。
引用:コンタクトレンズの流通・取引慣行等に関する実態調査(公正取引委員会)
現在日本にある眼科は、全国で眼科施設数は8,454件※の実際に存在するようなので、中にはそういったルールで診察されているところもあるかと思います。
安全を重視してのことだとは思いますが、購入先の選択の自由がないという点で、公正取引委員会から指摘されているのだと思います。
(※社団法人日本眼科医会のHPから引用)
まとめ
コンタクトレンズ業界の仕組みを理解すると、無理に眼科に行ってコンタクトレンズを購入しなくてもよいことがわかり、かつ通販サイトで自宅にいながら安く安全に購入できることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
そう言う、私もこのことを知るまでは10年間くらいコンタクトレンズショップの近くの眼科で検診するのが、購入する際の必須条件だと思い込んでいました。
今は定期的な眼科検診をしっかり受けつつも、コンタクトレンズは眼科併設のショップでは買わず、半値近くで購入できる海外通販サイトを利用しています。
このサイトの情報をきっかけに自由な購入方法の選択をしていただけたらと思っています。
ここで紹介している内容は、眼科検診自体を否定するものではありません。定期的に検診に行くことで眼病の早期発見につながります。コロナウィルスの感染者数が低下した安全な時期に事後で受診するようになさってください。